宮崎(宮崎・都城・延岡)の交通事故相談、被害者請求、後遺障害認定申請はお任せ下さい。 NPO法人交通事故110番指定 上田行政書士事務所

HOME » 下肢 » 14級9号:右足挫傷(20代男性・東京都)

14級9号:右足挫傷(20代男性・東京都)

【事案】

バイクで直進中、交差点で左折自動車に巻き込まれ転倒。

【問題点】

レントゲンでは骨折等骨の異常は見られない。しかし右足の腫れがひどく、腫れがが長期にわたりひかない状態。そこで私の出番。周辺靭帯の損傷を疑いMRI3.0テスラで疑わしいところをピンポイント精査。しかし内出血の病変は認められるが、直接の病変部が不明。
相手保険会社も「捻挫だから・・」と軽視し、担当者も「実際に面談時に見ましたが腫れは引いてます」と手前勝手な判断で、半年で治療費を打ち切った。さらに接骨院中心の治療から、整形外科の主治医も後遺障害診断に迷惑顔。

【立証ポイント】

腫れの状態、長期化が尋常ではないのです。しかし画像からは病変部が突き止められない。

 この仕事は器質的損傷が絶対である自賠責基準への挑戦です。

治療費の打ち切り後、健保使用で整形外科に通院継続。主治医の信頼を得た上で、左右の足の周径を計測し、1cmの左右差を後遺障害診断書に記載。具体的には「靴のサイズを左右違える必要がある」等の主張と、事故から適時撮影した足の写真11枚を添付する。

 結果として骨折等の器質的損傷は不明であるが、治療経過から「神経症状の残存」である9号の解釈にて14級が認定される。主治医との信頼関係、写真添付が勝利につながった。

 そしてなにより、調査事務所の実情を汲んだ柔軟な判断に感謝したい。

(平成24年5月)

お問い合わせはこちら

宮崎の交通事故相談、被害者請求はお任せ下さい

上田行政書士事務所 交通事故相談・保険請求手続センター
行政書士 上田 加津子
宮崎県宮崎市旭二丁目2番6号フラワーマンション楠並木通802号
MAIL info@jiko110-ueda.com
TEL 0985-64-9899
FAX 0985-64-9863
営業時間 8:00~20:00 年中無休

powered by 行政書士アシストWEB / 行政書士向けビジネスブログHP作成 / smartweblab